うつ状態にいた時のことを振り返る（2）◆躁状態になる

異動先は営業でした。

以前よりまともな労働環境へ変わり、気持ちも少しは明るくなっていきました。
しかしやる気に満ちた気持ちも最初だけで、手抜き、サボリが増えていきます。

その理由は
以前よりも社内的に地味な仕事となり
評価されない、注目されないということや
月末に業務を完了させても、
また月初から同じ仕事をするという完了することがないということからのモチベ
ーションの低下、また慢性的な疲れのせいです。

それから同時並行して
かまってくれない彼氏に対する執着も高まっていきます。


私の中で承認欲求が非常に高まっていきます。


それから綺麗でないといけない、もっと可愛くなりたいという気持ちから
複数のエステに通ったり、化粧品や洋服にお金をかけていくうちに
カードローンに手を出してしまいます。
「借金をする」というのは、躁病の人によく見られるそうです。
今思い返してみたら
この頃からもしかしたら脳に異常があったのかもしれません。
たぶんこの時は躁状態です。


そんな私の承認欲求が爆発して、性に奔放になっていきます。


彼氏がいるのに、好きな人ができてしまって、二股状態になって
どちらとの関係もやめられなくなってしまいます。
あんまり詳しく書けないのですが、とにかく人としてよくないことをしていまし
た。

「性的逸脱」も躁病によく見られます。
この時はものすごく奔放でした。

仕事で評価されていればこんなことにはならなかったかもしれません。
なんだかこの時ものすごく強欲でした。
シンプルでなく、がんじがらめになっている気持ちでした。


このときは自分がうつ病、躁病、双極性であるなんてまったく思わずに過ごして
います。
躁状態のあとにくるのがうつ状態です。
わかっていれば想定することもできますが、このときはまったく考えていません。